2018年9月はここ
10月1日(月)「35周年・・・の風さん」
部屋から外を見たら青空。まさに台風一過。
ディズニーリゾートの開園時刻が9時になったので、1本遅いシャトルバスに変更できたのは良かったが、そのバスがなかなか来ない。週明けの月曜日で、台風の影響が交通状態にも影響が出ているらしい。
ディズニーランドは35周年である。実は、私たち夫婦も結婚35周年である。結婚した年から東京ディズニーランドの営業戦略に乗ってしまったわけだ。しかし、その後、子どもたちが大きくなったこともあり、私の興味はディズニーランドよりディズニーシーだった。しかし、今回は、営業戦略に乗ってみることにした。
久しぶりだし、事前に予習もしていなかったので、ほとんど初見に近い(私には)。新鮮だ。いつものようにディズニースタイル(帽子とかサングラス、ポシェットなどディズニーキャラクターグッズ)に身を固めて入場した。変身して遊べるのも楽しみだ。しばし年齢を忘れていられるという意味。
長女のお勧めでワイフのスマホにはディズニーリゾートアプリがインストールされている。それをフル活用しろという指示を受けていた。が、私は面倒なので、それもやらないし、写真を撮るのもスマホではなく、デジカメだ。これなら片手でいくらでも撮れる。
先ずは、これも長女のアドバイスでプーさんのはちみつハントのファストパスを取った。これからファストパスを取りながら、いくつかアトラクションを楽しみことになる。ウィークデーだが、入場者も多く、それなりの雰囲気がある。しかし、子どもがいるぞ。どう見ても小学生だ。大きくなったら、親の世代の2倍は働く必要があるが、分かっていないだろうなあ。
実は、オラフのポップコーン入れを持参してきたので、ソルト味をリフィルしてもらった。それにしても日差しが強い。その中で、ハロウィーンのパレードを見た。席は、ワイフがスマホのアプリで確保した。家で留守番してくれている長女から、さかんに指示メールも来ているらしく、ワイフのスマホのバッテリが早くも残り少なくなってきた。私の予備バッテリを接続した。
昼食をゆっくり摂っている余裕はなかったので、ピザで高速ランチにし、プーさんに行き、続けて、スペースマウンテンに挑戦した。私にとっては初挑戦。ハッキリ言って恐怖はなかった。しかし、終始目を開けて、最後列だったので、横ばかり眺めていたら、目が回ってしまった。アトラクションを終えて、外へ出た時は、乗り物酔い状態で、それから約2時間近く、私は死んでいた。
その後、子ども向けのアトラクションを2つ楽しんで、外へ出たらもう日が暮れてきた。
ファストパスをとったとき、ウェスタンゾーンにあるシューティング(射撃)の無料券が当選したので、それをやりに行った。10発すべて命中すると記念品をくれるそうだ。コルクの弾を撃つのではなく、レーザーを照射する仕組みらしい。こんなので正しい判定ができるのか半信半疑でやってみた。場内が薄暗くて、照準を合わせるのはちと難しい。意外と、正確に判定しているみたいで、1回だけ引き金に力を入れ過ぎたせいか外れたが、9発的中した。惜しかった。
シンデレラ城をスクリーン代わりにしてプロジェクション映像を見るときも、ワイフのスマホのアプリで良い位置がゲットできた。私は面倒で全然その気はなかったが、恩恵にあずかった。
ここまで場内をウロウロしていると、客の観察もずいぶんできた。予想外のことが多かった。ディズニーシーとの違いも明らかになってきた。外国人が少なかったという印象が第一。いかにも富裕層と思われる格好の人も少なかった。タカラジェンヌが7人くらいで遊びに来ていたが、私は「男友達と一緒に遊んでいるとはけしからん」とつぶやいたのだが、ワイフが「全部女よ」と言われ、よく見たら、そうだった(笑)。
今はハロウィーンの時期だが、ディズニーシーの方がもっと大人向けでいいみたいだ。
夕食は、アリスのレストランでしっかり食べた。今日はすべてファーストフードになりそうだったが。でも、シーのようにアルコールが飲めないのは寂しい。乗り物酔いの予防にもなるのに。
帰りもホテルのシャトルバスでまっすぐ帰れた。非常に便利。長女に遠隔操作されたワイフは、さすがに疲労困憊らしい。昨夜買っておいた缶チューハイを飲んだら、また目が回ってきた。
10月2日(火)「復路ものんびり・・・の風さん」
土曜日の夜までに執筆を終えて、原稿を送れたので、こうして遊びに来られたわけだが、今日が最終日となる。
目覚ましをセットしなかったので、早く目が覚めてしまった。昨日に続いて晴天だ。
さすがに荷物が増えている。それらをまとめて、部屋を出るのがなかなか大変だった。地下の駐車場に行き、キャメロンにすべて積み込んで、それからホテルのチェックアウトをし、朝食はホテルの外のタリーズに行った。コーヒーショップチェーンは色々あるが、タリーズの場合は、コーヒーが苦いので好きだ。
10時過ぎにホテルを出発した。急げば明るいうちに帰宅できるが、そんなもったいないことはできない。ゆっくり走るのだ。ただし、渋滞はごめんこうむる。
首都高から東名に入った。目の前をポルシェ911カレラがゆったりと走っているので、ほとんどそれについて走った。ナンバープレートも911だった。面白い。
順調だったので、海老名SAでのピットインはやめて、駿河湾SAまで一気に行った。
お土産を買い、うどんで昼食にし(美味かった)、快晴だったので、UCCコーヒーを持ってテラスに出た。一昨日までの台風が嘘のように海は穏やかに広がっていた。家では考えられないのんびりした時間を過ごした。
実は、台風の影響は停電という形で静岡県から愛知県にかけて残っていた。高速道のトンネルのいくつかは、非常灯しかついてなくて「停電」とハッキリ表示されていた。自然災害があまりにも連続しているので、人間は用心深くなって人的被害は減っているが、インフラの対策はイマイチだ。せめて台風のように前もって分かる災害には強靭な対策をしておいてほしい。
浜松SAでまた休憩し、客がいなくてヒマそうにしていた店番の口車にのって(試食の嵐)漬物をたくさん買った。しかし、どの漬物も美味かった。ドッグラン横のUCCコーヒーで、ぜいたく品の象徴みたいな犬たちの走る姿を眺めながら、またゆっくりとコーヒータイム。遊ぶのはこれでおしまいということで、ベーカリーでパンを夕食用に買った。
1時間半走って無事帰宅。キャメロンの走行距離計が19万9千キロをこえた。年内に20万キロ超えがほぼ確実になった。
ちび助が留守番だったが、長女が2泊してくれたので、寂しかったことはないだろう。
明日からまた大変な日々が始まるが、徹底して遊んだから頑張らねば。
10月3日(水)「晴れた日は屋外作業・・・の風さん」
台風の間隙を縫ってディズニーリゾートの旅に行って帰ってきたら、もう次の台風25号が、同じようなルートで日本襲撃を狙っていることが分かった。今週末は亡き母の七回忌だが、雨降りが濃厚である。
そして、それまでの天気予報では、明日から雨が続くという。そうなると、晴れている今日のうちに今週の屋外作業をやらねばならない。
ルーチン雑務を終え、先ずキャメロンで出動。
ホームセンターへ行って買い物をし、帰りにUFJのATMで七回忌のための現金をおろし、さらにMLに寄った。
国会図書館から届いた2冊を入念にチェックした。自宅へ借りてくることも、MLでコピーをとることもできないので、慎重に内容をチェックしたのである。メモもとったが、ちゃんと残しておきたい資料だ。国会図書館へコピーを依頼するなら、かなりの枚数になってしまう。5日(金)まで取り置き可能なので、また来ます、と言って帰宅したが、ネットで購入するならいくらになる調べることにした。1冊は定価が1万円なので、古本の価格だ。
今日は昼食を抜こうと思っていたが、この後の屋外作業のことを考えて、パンを1個食べておくことにした。
4時から電動草刈り。また中央部の駐車スペースしかできなかった。一度伸び過ぎてしまった雑草をバッテリ2個で全部除草するのは困難である。しかし、次回はまた来週になってしまう。
草刈りはそんなところだが、実は、台風による暴風のため、防草シートがめくれ、固定ピンもかなり吹っ飛んでいた。ソーラー式ガーデンライトも1個点灯しなくなっていた。前回の台風21号の時も外へ出られないほどの風だったが、長女が留守番中に襲ってきた24号の風はさらに強かったことが分かった。この辺の復旧にも時間と手間がかかる。
結局、相互貸借で借りた本は2冊ともネット発注できた。借りた本の返送費用は私の負担なので、金銭的にはちょっと痛いが、良い作品を書くために、必要な本だった。
10月4日(木)「来月の予定が決まっていく・・・の風さん」
昨夜から雨がポツポツ降り出した。昨日のうちに屋外作業をやっておいて良かった。
電動草刈りの翌日は腕が痛くなる。筋肉痛である。しかし、これは腕だけの問題ではなく、全身に疲労が残っているようだ。
ルーチン雑務を終えたあと、重要なメールのやりとりをした。その結果、来月の2つの行事が具体化された。航空券の購入と宿泊予約も1件おこなった(それぞれ別の行事)。来月は予定が多いので、今月中にやれることはすべてやっておかなければならない。
疲労感で頭がボーッとしてきた。ので、午後は昼寝を決め込んだ。
こうやってすぐ疲れてしまうのは良くない。筋トレで体力と柔軟性を戻さなければならないのだが、そのヒマがない。
夜は、元気が戻ったので、執筆を再開した。元気だと執筆もはかどる。気合も入る。
10月5日(金)「前進あるのみ・・・の風さん」
夢の国から帰って来てもう週末だ。現実に戻りつつ効率の良い仕事をしなければ……。
今日は2か月に1度のかかりつけの内科受診。経過観察が主目的なのだが、私はほとんど時間とお金の無駄だという感じがしている。何とかこの現状から脱却しなければならない。そのためには、自分で自分の健康管理を厳しくするしかない。しかし、なあ。
9時にクリニックに着いたのだが、混んでいた。会計まで終了したのが11時20分。ほとんどツムツムをやっていたので、コインを6万稼いだ(笑)。
ホームセンターに寄って買い物をし、次は役場。介護保険料を支払い、JAのATMで現金をおろして帰宅した。投函も。
相互貸借本の取り置き期限が今日なので、不要になったことを電話で連絡した。
天気が回復している間に、屋外作業をいくらかやった。主に片付けである。
既に疲労感でいっぱいになったが、空腹ではないので、昼食はやめて、生卵と元気ドリンクを飲んで、昼寝することにした。
2時間の休養昼寝ではまだ十分元気が戻らなかった。しかし、次の予定が待っている。
スケジュールの多い来月の最初のロードの計画をほぼ決めた。自宅⇒藤枝⇒つくば⇒笠間⇒自宅。キャメロンで2泊で往復する。来月はあと2回予定がある。2つ目のロードは来週中に確定させるつもりだ。
夜になってやっと執筆を再開。既に書いてある部分を読み直しているが、けっこう乱れているので、修正しながら読むことに。
明日はまた雨模様らしい。
10月6日(土)「法事前日・・・の風さん」
明日の法事(母の七回忌)へ向けて、準備が必要だ。
今日は先ず、朝食後すぐ風呂掃除をした。夏の間中シャワーだけで過ごしてきたので、まともな風呂掃除はしていなかった。ユニットバスを分解した上で、天井以外すべてを洗った。乾燥後に燻蒸タイプのカビ対策をおこなう。
午前中はルーチン雑務。昼食を抜こうとしていたら、ワイフから「ご飯ができたわよ」というインターフォンの知らせ(笑)。私の好物のフレンチトーストだった。
なぜ昼食を抜こうとしていたかと言うと、明日の法事で礼服を着るから。ズボンが苦しいんだよね(笑)。
その後、執筆の続きで、読み直し。けっこう修正がある。
今日の天気は不安定で、ときどき小雨が降る。その合間を縫って、墓の掃除に出かけた。スーパーでの買い物もあった。墓地は台風の影響でいつもより汚れがひどかった。うまく雨を避けて用事を済ませることができた。
帰宅してホットタイム。だんだん日が暮れてきたのだが、突然、サンルームが明るくなった。どうしたのかと思って見に行くと、沈みかけた夕日が巨大なライトになってまっすぐこちらを照らしている。真昼の太陽のように明るくて、直視できなかった。災害だけでなく、自然とは突如不思議な現象を起こすものらしい。
クロネコが2個の宅配物を持ってきた。数日前に発注した相互貸借で確認した本である。Amazonからそれぞれ別のところへ発注が行き、物流センターも異なっているはずなのに(予想到着日時もずいぶん違っていたのに)同時に届いた。これで、執筆に必要な文献はほぼ揃ったと思う。あとは現地取材だ。
法事のために次女が茨城県から帰省してきた。ビールを飲みながら夕食になり、おめでたい近況を聞いた。
就寝が遅くなり、なかなか眠れなかった。
10月7日(日)「母の七回忌・・・の風さん」
今日は母の七回忌を心月斎でおこなう。一昨日まで雨の予報だったが、雲一つない青空になった。夏日になりそうだ。
いつものように前日に当地入りしている兄と、名古屋からの長女が合流した。今回は長男以外の家族が全員そろった。次回からはもっと家族が増えそうなので楽しみだ(先ず、長女が12月に結婚する)。
この法事にはもう慣れたが、年々体力が低下していることもあり、楽勝という気分はない。今日の喪主は兄貴と私の連名になった。
30分ほどの読経のあと、本堂横の茶の間で抹茶をいただきながら、いつもの懇談をしたが、今日は我が家を含めて6件の法事が入っているのだと言う。日曜日は多いですよ、とのことだった。6家族すべて秋日和の下での法事になったわけで、幸福と平和を感じる。世の中、墓じまいだとか、激流の中で色々なことが起きているが、営々として行事を続けられることは、幸福と平和の照明のように思う。今日は意義深い日だ。
帰宅して苦しかった(ズボンが)礼服を脱ぎ、海岸に近いレストランにランチに出かけた。日本人らしい手の込んだ料理で美味かった。食後、海浜を眺めると、波はほとんどないのにサーファーがいっぱい海に浸かっていた(笑)。
野間大坊の昼市をちょっと覗いてから帰宅したが、サーキットにも寄ってみるべきだった。
重労働をしたわけでもないのに疲れが出て、1時間ほど昼寝した。
夜はセントレアのレストランで晩御飯を食べ、早々に解散、帰宅した。
時間がとれたので、ルーチン雑務をおこない、原稿の読み直しの続きを少しした。
次の法事は父の十七回忌になる。2021年の2月になるな。
10月8日(月)「ペット保険に加入・・・の風さん」
さあ今日からまた元のペースに戻らなくちゃ。それにしても抜けるような青空。このまま天変地異なくずっと行ってほしい。
ところで昨日の日記に書き忘れたが、読経の最中に地震があった。けっこう揺れたが、そのまま読経は続いた。あとで、長女に聞いたら、震源地は愛知県東部だったが、最も揺れたのは長野県だったとのこと。北海道は大地震からそれほど日がたっていないから当然だが、関東地方は今でも大震災の余震らしきものが続いている。地震は前触れなく襲ってくるから怖い。
午前中にルーチン雑務を終えた。
午後、MLへ行き、相互貸借図書の返送費用を支払ってきた。借りた2冊と同じ本を「買いました」と見せたら驚いていた。
帰宅し、読み直しの続き……のはずだったが、昨日の疲労が出て横になったら眠ってしまった。
夕方から、長女と相談しながら、ちび助のためにペット保険にネット加入した。新規加入の限界年齢だった。待機期間(がんだと発病まで120日)があるので、すぐ病気にならないで欲しい。
今夜も長女を名古屋まで送るので、晩ご飯は外食にした。お気に入りの店である。3連休の3日目とは言え、月曜日だからだろう、店は空いていた。ゆっくり過ごし、そこから有料道路を通って名古屋往復した。いつまでも我が家の娘状態だが、12月に結婚したら、きっと生活に大きな変化が生じるだろう。
帰宅したらまた疲れが出たので、もう寝ることにした。一日の閉店パターンだけは、元のペースに戻った(笑)。
10月9日(火)「食事管理はむずかしい・・・の風さん」
ずっと続いていた自然災害が嘘のように今日も秋空が広がっている。これからは伝統的な「男心と秋の空」程度の気まぐれ天気で行ってほしい。あ、女心では、文学的に間違い。理論的には男女平等かもしれないが(笑)。
食事の習慣についてちょっと考えた。健康面などトータルでは、朝にしっかり食べて、寝る前は控えるのが正しい。自分の生活を振り返ると、朝は習慣で食べている。寝る前でもブラックコーヒー含めて平気で飲食している。これは良くない。
生活のリズムからいえば、現役時代のように朝からカロリーを消費しているわけではないので、トータルの摂取カロリーを減らす方向に持って行こうと思う。そのために、朝の習慣は、空腹度合いによって増減させることにする。昼も同様。夜は、できるだけ飲食しない。そして、やはり体を動かすことだ。
そういう方針で、今日は朝から始めた。
ところが、思い通りに行かない。朝と昼を軽く済ませたあと、午後、疲労感が出て、1時間近く昼寝してしまった。本当は、午後、簡単な屋外作業で草むしりをやる予定だったのに、できなかった。
ワイフが長女の代行でソナポケのライブに出かけたので、晩ご飯は冷蔵庫の中の残り物を処分することにしていたのだが、うまく調整できず、おにぎりだけ5個も食べてしまった。食べ過ぎ。夜遅くワイフが帰宅し、長女の婚約者からお土産でもらってきたドーナツが美味そうだったので、食べてしまった。
ということで、食事管理は失敗(笑)。
執筆の読み直しは、終了した。明日から、新しい部分に取り掛かる。
10月10日(水)「日常は小説の命・・・の風さん」
雑草も乾燥したろうと、気になっていた草むしりに出動。電動草刈りではない。家の周囲と裏の土地の隣家との境界部分である。これらは電動草刈りでは草が飛び散って問題があるからできない。
裏の土地の境界部分はかなり伸びていて、鎌の手に力が入る。腰を傷めないように注意が必要だ。しかし、何でもそうだが、やり始めるとつい夢中になる困った性格が出て、かなり汗をかいた(笑)。
昼食と呼べるほどのものではないが、トーストを1枚食べて、ワイフのアクアに給油に出かけた。今日、夕方から少し遠くへ出かける必要が生じたからだ。
帰宅してから、執筆の続き。いよいよ新しい部分に入る。調査項目が生じたので、所有している資料をチェックしたら、容易に答えが出ないことが分かった。天文暦学関係で、得意分野ではあるが、史実、自然科学に反することは書きたくないからだ。
出発の時刻になったので、喪服に着替えてスタンバイした。
ワイフの妹の嫁ぎ先で不幸があったので、通夜に参列するのである。我が家の法事に、何度も義妹夫婦は参列してくれている。そのお返しの意味もある。
親族中心の通夜ではあったが、かなりの人数の参列があった。読経は浄土宗の僧侶なので、我が家の曹洞宗とは違いが多い。
姉妹の実家から私にとっては義母が参列していたので、実家まで送った。車中、認知症の話をした。
実家に寄り、通夜でもらった弁当を食べた。義父は今日は腰が痛いといって安静にしていたが、それほど重症でもないようだった。
帰宅し、疲労が出たので、いつも通りに就寝した。
こういった日常が(私の目指す人間を書く)小説の中では特に重要である。事件とエピソードが中心の物語、エンタメ小説ではないからだ。
だから、現実の日常も大切にする。
10月11日(木)「ちび助は心配なさそう・・・の風さん」
10月になってもフェーン現象などで30℃を超える夏日があったりしたが、いよいよというか急速に秋めいてきた感じがする。
ぼっとしていると、庭木が葉っぱを落とし始めそうだ。今年は遅れることなくシルバーさんに剪定をしてもらわなければ。
今日は不安定な空模様だが、昼前後は雨雲が上空を通過しないので(雨雲レーダーで確認済み)、筋トレに出かけた。実に20日ぶりだ。これまで天気が悪すぎて、たまにある晴天の日は草刈りをしなければならなかったからだ。
体育館は空いていた。次々にメニューをこなし、どうやら元の木阿弥にはなっていなかったことを確認できた。終末はまた電動草刈りをやらねばならないが、来週も筋トレに来よう。
今秋、母校である東北大学機械系同窓会誌が届いた。一年に一回発行される、100ページほどの立派な本である。OBの寄稿が中心なので、いつか私も近況を投稿したいと思っていて、やっと実現した。昨年の課題図書選定が良い機会だったので、機械好きだった子どもの頃から始めて、大学時代に歴史小説家を目指す決意をしたこと、会社員時代もエンジニアの仕事をしながら小説を勉強し、退社してようや作家らしくなってきたが、振り返ってみると、技術者は小説家に向いているというエッセイである。
飼っているちび助の食欲があまりないので、ワイフが心配していた。それで今日、夕方、動物病院へ診察を受けに行った。避妊手術をしてもらった病院だ(ちび助は♀である)。
特に心配なこともなさそうなので、また2週間後に診てもらうことになった。私もそう思っていたが、安心した。
晩ご飯まで執筆の続きをしたが、セミナーの依頼に回答する必要があったので、晩ご飯後は、回答書の作成などに費やした。
大切ではあるが、日常が忙しすぎる(笑)。
10月12日(金)「風邪かよ・・・の風さん」
週末ということもあり、今日も日常の雑務がある。やっておかねばならない。
ワイフを駅まで送り、ルーチン雑務を終え、卵かけご飯の高速ランチを食べてすぐ、キャメロンで出かけた。
JPにキャメロンをとめて、投函と送金をしてから近くのUFJのATMで法事の残金を入金した。
そこからGSへ向かい、キャメロンに満タン給油し、毎週金曜日が5%引きのスーパーへ行って、UCCコーヒーをまとめ買いした。
ここまで順調に週末の雑務をこなしたのだが、どうも朝から体調が変だ。アレルギー性鼻炎を疑っていたのだが、風邪の可能性が出てきた。このところ、朝、寒くて目が覚めることが多い。老体はこういったところで足元をすくわれる。
1時間ほど横になったが、眠ってしまった。疲れて眠ったのではない。いつもと違う。
執筆を再開したが、気合が入らない。
そうこうしているうちにワイフの帰宅メールがあり、駅まで迎えに行った。
美味しいパンで晩御飯となったが、ワイフからも私が風邪をひいたのではないか、という指摘があり、認めざるをえなくなった。
念のため風邪薬と自前のホットミルクセーキを飲み、数か月ぶりに湯船に浸かって寝室へ直行した。
10月13日(土)「風邪は完治・・・の風さん」
起床すると体調がいい。どうやら風邪は完治したようだ。たいした風邪ではなかったということだろう。やれやれ。
ルーチン雑務を順調にこなし、最優先課題の執筆に取り掛かった。
後半の構成を再検討するために、これまで読んだ資料を再チェックすることにした。
……、例によって、はまってしまった(笑)。以前注目した部分の周辺にも面白い記事がたくさん見つかるのである。それらをすべて作品の中に書くわけではないが、知っておかねばならない史実(記録)である。時代背景というかその場の空気を知っておくのである。緊迫した背景なので、おろそかにはできない。
風邪は完治したとはいえ、油断してはいけないので、今日は、いつも通りの朝食を摂り、昼食もラーメンを食べた。風邪薬は服用せず、晩ご飯も普通に食べる予定。
その晩ご飯の時まで、根をつめて資料の再チェックをしたので、肉体よりも頭脳が疲れた。
晩ご飯の後は、来月予定している3回のロードのうち2回目の宿の確保をした。すべてネットで調べて、気に入ったところを予約できた。便利だ。
10月14日(日)「ルーチンも多い・・・の風さん」
朝食はホットミルクのみ。
昨日風邪を心配してできなかった風呂掃除をした。先週から始まった毎週末の日課である。風呂掃除は、大学生時代から自主的に始めた。世の中に貢献できていない分、こうやって何かしないと、うしろめたい。
ルーチン雑務を終えてから、執筆というか資料の再チェックの続き。幕末も幕末、明治に改元される慶応4年が舞台なので、勉強しなければならないことは山のようにある。勉強は楽しいが、作品にするのは大変だ。
夕方から、週末の日課である電動草刈りだ。ウィークデーに働いている人は、週末にこういうことをやるはずなので、私もそうする。ただし、天候が悪いとできないので、これまで間遠になっていた。これからは週一でコンスタントにやりたい。問題は、草刈りだけやっていればいいわけではなく、屋外作業でやるべきことはたくさんある。キャメロンの幌の修理が最も難しい。何しろ中古車屋がさじを投げた項目だから。冬までにやりたい。
今日の電動草刈りも駐車のために必要部分だけで、来週は、周辺をやらねばならない。傷んだ防草シートを何とかするのと、除草剤の散布である。
晩ご飯の後は、昨夜に続いて、来月の2回目のロードのための、新幹線とレンタカーの予約をネットでした。キャメロンで行かない理由は、限られた時間内走り回るためには、現地でレンタカーを借りた方がいいからだ。
10月15日(月)「バースデーの内視鏡検査・・・の風さん」
ワイフに駅まで送ってもらって、1年ぶりに上部内視鏡検査に出発。昨夜から食事制限をしていて、体が軽い(笑)。
電車を乗り継ぎ、最後は病院のマイクロバス……のはずだったが、時刻表を見間違えていて、予定より15分、病院到着が遅くなってしまった。小雨がぱらつく中、こんな些細なミスでも、ボケの兆候ではないかと落ち込む。
もう年度行事化した内視鏡検査なので、慣れてはいる。大腸は隔年なので、来年だ。昨年の検査では人生初の十二指腸潰瘍が見つかった。軽度とはいえ驚きだった。ピロリ菌検査は陰性だったので、2か月分の薬はもらったが、その後は放置。はたして今年はどうなるか。
診察や採血も終えて、いよいよ検査室へ。鎮静剤を打ってもらうので、何度もやっていることなのに、記憶はあいまいだ。今回は、日記に書きとめておくか。検査台に横たわると、足首に血圧測定用のバンドが巻かれた。右手の人差し指には(たぶん脈拍)センサー。喉の奥に麻酔スプレー。左腕に鎮静剤用の注射針を挿入。マウスピースをくわえて、しばらく待機。エアコンの風が鼻腔を刺激してくしゃみをした(よけいな話)。鎮静剤を注入しますよ、と言われた直後、もう意識を失った。
目が覚めた直後は、「ここどこ? 私は誰?」状態。安静室である。身体が重い。動いていたら、ナースコールをする前に、看護師から声をかけられた。動けそうだと答え、経過時間を聞くと、20分だという。早い。昨年も目覚めは早かった。
今日の時点で特に何の知らせもなかった。昨年は、すぐに十二指腸潰瘍だと言われ、主治医の正式な診察まで期間があるので、と薬を処方された。それが今年はなかった。しかし、他に何か異常がなかったかは、2週間後の診察で聞くことになる。ま、とにかく終わったのだ。
帰宅したのは午後3時半だった。予定通りである。雨は上がっていた。
とりあえず元気なので、また冒険をしてみる気になった。2013年が賞味期限の缶コーヒーを開けて、ミルクパンで沸騰させてから、飲んでみた。腐っていれば味で分かるはず、という自信過剰が根底にある。味に違和感はなかったので、全部飲んだ(夜まで異常は起きなかった)。こういった冒険は、大学時代以来で、人間は時としてバカをやりたくなる、という種類のものか。
ルーチン雑務をやり、出かけている間もやった資料の再チェックをしたところで、疲労が出た。
晩ご飯の後、高校の同級生へ手紙を書いた。それが今日の最後の仕事になった。
今日はバースデーだったので、ワイフが上等なショートケーキを買ってきてくれた。美味かった。
10月16日(火)「引き篭もり・・・の風さん」
少し早起きしてワイフを駅まで送った。相変わらず、ワイフ不在で私は引き篭もり状態という、典型的な1日が始まった。
ホットミルクだけの朝食を済ませ、さっとルーチン雑務を片付けてから、キャメロンで出かけた。と言っても、近所。
JPの窓口で苦労して作った封書を郵送しようとしたら、重量計測で700円と出たので、局員がエクスプレスパックに入るかどうかチェック。「こちらへ入れたら510円ですよ。どうされますか?」といつものアドバイス。コストミニマムを紹介してくれるのが、ここの付加価値で、宅配で送ってもよい小包をここへ持って来るのにはそれなりの理由がある。
510円を選択した(笑)。しかし、再梱包の手間がかかった。
それからドラッグストアへ行き、シニア割引でまとめ買い。ほとんど生活必需品で、半分主夫をやっている感があるが、年金生活者の弱みで、家庭への奉仕は半分義務である。
帰宅してから、どんどん元気がなくなった。昼食の卵かけご飯も元気ドリンクもすぐに効果が出なかった。昨日の内視鏡検査のリバウンドかな。夕方少し昼寝。
本名での仕事から徐々に足を洗っていく方針なのに、相変わらず、講演やセミナーの依頼がぽつぽつと飛び込む。今日も、しばらく音沙汰梨だった某企業からの講演依頼の相談が復活した。来年の6、7月ごろで計画したいとのことで、だんだん具体化している。
執筆の続きは深夜になってしまった。一日中曇天で、夕方にわか雨も降ったが(その前に物干しから洗濯物をちゃんと取り込んだ)、引き篭もり人間の日常とよく似た天気だった。
このホームページの寄贈図書のページには既にアップしたが、楠木誠一郎さんからまた新刊が届いた。精力的な仕事ぶりに頭が下がる思いだ。
新刊は『歴史人物なぞのなぞ』(静山社)である。21人の人物をとりあげて解説している。
気になる人物としてザビエルと野口英世を読んで感動した。当初子ども向けに企画された本だったそうだが、大人つまり親が一緒に読んだり子どもと会話できるように、世の中の現実も書き込んであるのだ。一般に言われている偉大な業績だけでない、真の歴史的背景やもう一つの真実の姿も書いてあるのだ。だから、私は21人の中から、この2人をサンプリングした。
キリスト教宣教師の役割は、布教の名を借りた、植民地支配行動の先遣隊としての役割だった。
自分のやりたいことをやるためには、あくどい手段もこうじることがある。後世の評判など気にしていなかった。
ザビエルと野口英世のところで、それらがちゃんと書かれていたのである。
10月17日(水)「1日単位の休日の必要性・・・の風さん」
以前から気にしていることに、私には1日単位とかまとまった休日がほとんどないことである。この間のディズニーリゾートなどは、異例中の異例である。そういった連休(まとまった休日)は少ないかもしれないが、とりあえず措いておいて、やはり1日単位の休日がないのは問題だ。
もう50年以上前、受験戦争に突入した頃からの習慣になっている。日曜日がなくなり、祭日がなくなり、特別行事の日がなくなった。大学院へ進学した40年前、それは小説家を目指すことを決めた年だったのだが、さらにエスカレートした。そもそも大学院は会社員と似ていて、長期の休みがなかった。つまり夏休みとか冬休みはなかった。少ない休日は、小説家の勉強に注ぎ込んだので、日曜はもちろん、週休二日制の企業に就職しても土日の休日はなくなった。結婚するまでデートに使った1日が唯一の休日だったろう。
会社の仕事でも、土日に出勤していることや家で仕事をしていることは多かった。退社したら毎日が日曜日状態だから、週に1日くらい休めるはずだが、そうしてこなかった。
昨日のニュースで、ダボス会議における日本の競争力評価が過去最高の5位になったという。それはそれで良いことだが、私が最も気にしている日本の問題点は、生産性である。少子高齢化が急激に進む中、生産性の向上は、日本の死活問題である。OECD加盟国の中で、この生産性は長年20位台を続けている。このままでは、現在の豊かな生活は維持できない。
議論はここで中断(笑)。
昼食抜きで昼から筋トレに出かけた。空腹の時におこなえば、ぜい肉が消費されるだろうという計算がある。筋トレは帰宅後のシャワー含めて、約2時間を要する。重要なことだが、2時間は大きい。大切に使わねば。
今日は、執筆の続き以外に、たまっていた名刺をデータ化して保存する作業もした。ルーチン雑務とは別に、こういったことも少しずつやっていかないと精神的によくない。
今夜の締めくくりは、Amazonprimevideoで「ローンサバイバー」の2回目視聴だった。リアリティに感動。1日の中の超短い休日に相当する。これが休日が必要な理由だ。
10月18日(木)「命日(忌日)・・・の風さん」
朝から好い天気だ。寝室の窓を開けても風がほとんどないので、大きく開けてみた。その勢いで書斎の窓も開けてみた。大きく開けてみたら違和感をおぼえた。左右のどちらを開放するかで、これまで間違っていたことに気が付いた。邪魔物がない状態で開放するためには、左側を全開にするのが正しかったようだ。そうなると、網戸の位置も左右が反対だった。左側が正規の位置なのだろう。こういった勘違いは、私の場合、きっと多いに違いない。我流が好きだから。
今朝は寝坊した。最近、朝寒くて目が覚めるので、ワイフが掛蒲団を出してくれた。だから、ぬくぬくと寝坊してしまったのだ。
ルーチン雑務をさっと終えて、執筆の続き。資料の再チェックがまだ続いている。これから書く部分の構成を考えようとしたのだが、また資料を読み始めてしまった。続々と出てくるのだ。何しろ、たくさん本を買ったので、しっかり読むと、面白いことがたくさん書いてある。史実を知ることを通じて創作を考える。これが基本なのだが、史実を知ることは楽しいし楽なので、ついそちらが中心になってしまう。
珍しく、朝も昼も空腹を感じたので、どちらもトーストで済ませた。たくさん食べるわけにはいかない。
今日の屋外作業は草むしりという予定だったが、ご近所の方が自分の家の庭の草刈りを始めたので、バッティングを嫌って(別に仲が悪いわけではない)、しばらく見守っていたら、ワイフから「今日は墓参りよ」と催促が来た。18日は母の命日(忌日)だった(17日は父。なので、毎月17、18日あたりが墓参の予定日)。
草むしりは中止して、墓参に出かけた。前回から天候的には落ち着いていたので、あまり汚れていなかった。
また、連載している短編小説を書く時期が迫ってきたので、今夜の最後の仕事は、その部分の資料読みだった。
就寝前の読書で、中村彰彦さんのノンフィクションを読み終えた。中村さんの作品は迫力がある。実力を感じる。一度しかお会いしたことはないが。この本で、今年通算35冊目の読了となった。
10月19日(金)「自然科学の大切さ・・・の風さん」
昨日に続いて寝坊。しかし、天候は朝から曇り空。ストレッチをしてから起床した。
今日も空腹感があったので、朝食にトーストを食べた。空腹感がなければホットミルクだけにするところ。
ルーチン雑務を終えて、キャメロンで外出した。海岸通りを走って、と書くと爽やかなイメージだが、空がどんよりしていると海の色も悪いので、爽快な海岸ドライブではない。ゆっくりと走って、「まちの駅」へ。来月のお土産にするので、当地の名産を購入。
戻って来て、JAに寄って、生活費の引き出し……はともかく、介護保険料の口座引き落とし手続きをした。手続きは面倒だが、毎月支払う労力はもったいない。
とりあえず、今日の屋外作業は終了。昼食に卵かけご飯を食べた。
午後から執筆再開なのだが、相変わらず資料調査が続く。本当に困った性格だ。結局、今日はしつこくこれが続いた。
夕方から雨が降った。全国的に不安定な空模様だそうで、突然雨が降っても納得してしまうが、自然現象は敬虔な気持ちで観察するべきだろう。歴史小説の中でも忘れてはいけない項目だ。
世間で話題になるニュースは切れ目なく続く。マスコミがあおるので、一般の人たちは踊らされる。私は、いちいち日記には書かない。でも、たまに一つぐらい書いておくか(笑)。今後も書かないよ、というメッセージだ。
某社の製造したダンパーが、検査不合格だったのに出荷された。情けない話だが、それは措いておいて、マスコミに踊らされると、そのダンパーが使用された建築物が非常に危険なように感じてしまう。技術的に言うならば、ダンパーはシステムの中の一つの部品である。全体設計がどうなっているかを確認して明らかにするべきだ。運動方程式あるいは伝達関数でいえば、ダンパーは数式の中のCという定数である。振動に対する応答特性を決定する一つのパラメータであることは間違いないが、それが変化したときのシステム全体への影響度を確認しなければならない。実際にはコンピュータでシミュレーションすることになるだろう。私の直感で言えば、定数Cよりも剛性を示すKの方がもっと重要だ。Kの値は固有振動数を決定するので、共振点がはっきりする。地震における共振を避けるためには、この剛性Kをきわめて大きく設定する。そうすれば、Cの影響は相対的に小さくなるはずだ。高層建築の場合は、振動モードを多次モードにすること(振幅の節と腹で言うと、節の数を増やすこと)が大事である。そのためにはCが重要になるが、対象となる高層建築は限定されると思うので、ダンパーの交換は高層建築から優先的におこなわれるだろう。
10月20日(土)「ふるさとの意味・・・の風さん」
毎日同じように1日を始めている。ところが、イベントは色々と起きていて、パスした結果、ここには書かれていないだけだ。
起床した時には名古屋の月例勉強会(7時開始)は終了している。今日から東北地区和算研究大会が一関市で開催される。参加したかったが、スケジュールを組むだけの力(お金、時間、ゆとり)がなかった。また、今日から笠間市で菊祭りが始まる。昨年はその期間中に講演をさせてもらった。今のところ、来月、期間中にまた笠間市を訪問する予定だ。明日は近畿和算ゼミがあるが、参加はしない。12月に参加する予定だ。
ルーチン雑務を終えて、また執筆の続き。相変わらず資料調査になってしまう。それにしても幕末の会津若松には何と逸材の多かったことか。会津若松に限ったことではないと思うのだが、記録が残っているので、調べて行くと、ぞろぞろと出てくる。やはり人間というのは素晴らしい。懸命に生きた事実に敬意を表したい。
朝はホットミルク、途中でインスタントコーヒーを飲んだだけで、夕方になった。
予定していた草むしりに出動した。裏の土地の周囲は、電動草刈り機は不適なので、手で刈ることにしている。昨年、人生初の腰痛を発症した原因だが、気を付けてやらねばならない。
あっという間に1時間が経過し、町内の有線放送で「ふるさと」が流れ出した。東日本大震災で慰問した渡哲也がハーモニカで演奏した曲だが、生まれた土地、育った土地、今住んでいる土地、そして国そのものが「ふるさと」だと感じる。先祖をたどれば、特定はできないけれど、島国の幸運で、2の掛け算で祖先の数は増加していき、皆、この日本で人生を過ごして来たのだ。
恒例のホットタイムをワイフととった後、また執筆マシンに向かい、山のような資料とにらめっこが続いた。私は基本的に人物を調べているのだが、それらの中に、私の祖先と縁がある人物がいるかもしれない。そして、現在交流中の多くの人たちの祖先と共有している可能性もある。少なくとも日本は自分のふるさとだ。
10月21日(日)「引き籠りの実態・・・の風さん」
いつものように起床。今日も好い天気だ。
ワイフは早朝から活動開始で、今日は実家へも行く予定になっている。先週の通夜の後寄ったときの印象では、義父の認知症は進行している。ワイフは、少なくとも月に1回は顔を見せているが、これからが心配だ。
私は亡き母の時の経験があるので、認知症にはいくらか知識がある。認知症はそれだけが問題なのではなく、認知症が原因で色々なことが起き、それらの中に、本人の健康をそこなうことが増加するのも問題だ。正しい判断ができないので、どんどん不健康な方向へ進んでいくのだ。食事や運動が問題になる。義父にはそれが現れてきているのだ。今は義母がついているが、家族ではどうしようもない領域なのだ。家族だからと言うべきか。
ワイフが出かけたので、ルーチン雑務をしながら、並行して hairdye を実施した。
両方、終わったところで、風呂掃除に出動。これは週末の定例行事、ルーチンだ。洗髪を先にしてから、取り掛かった。ユニットバスを分解し、天井以外すべて洗剤で洗った。
寝坊しているので、ここらへんでもう正午だ。ワイフが昼食用にとヒレカツサンドを置いていったので、インスタントコーヒーを淹れて食べた。満腹になったが、体を動かしたからOKとしよう。
その後は、書斎の窓から真っ青な青空を眺めながら、執筆の続き、史料調べが続いた。本当は小説を書かねばならないのだが、調べ始めると、やりきるまで終わらない。
一例を挙げよう。明治時代に書かれた専門書の記述に、幕府がおこなったある指示があったが、年月が不明だった。周辺の専門書から、文久年間だと思われた。ネットで明確に書いてあるものがあった。こうなると所有している『徳川実紀』(『国史大系』のシリーズの中にある)で裏をとることになる。ところが、そのあたりの期間が徳川実紀から欠落していることが判明した。理由は調べているヒマはない。再び、ネットを検索していたら、公開している研究論文がヒットした。ネットとは違う年月が書いてあり、論文なので論拠となっているデータが巻末に明記してあった。『徳川実紀』ではなく、別の文献だった。論文なので、これを信用することにした。
ワイフが浮き浮きで帰宅した。今日は、実家だけでなく友人とも会ってきたのだが、先日ワイフが出品した作品が、見学者の投票で好成績をあげたので、雑誌に掲載されることになった。そのお祝いをもらってきたのだ。それはワインだった。
遅い夕食がワインから始まったため、酔っ払ってしまい、本日の仕事は閉店となった。自分できれいにした風呂から出て来て血圧を測ると、酔っ払っているときのパターンで、超低血圧!
10月22日(月)「日経平均・・・の風さん」
好天気が続いていて、とても気持ちがいい。青空で風がなく、気温は暑くもなく寒くもなく(20度台の中ごろ)といったところだ。
いつものように朝のルーチンをこなしていく。
日記ではルーチンの全貌は明らかにしていない。いちいち細かく書くのは面倒だから。でも、少しだけ、紹介してみよう。
執筆マシンに向かうと、ネットのチェックから入る。ホームページに規定してあるページをいくつかチェックするわけだ。その中に、Yahooのトップページがある。ニュースのチェックが目的である。定期購読している新聞は思想が偏っている(文章が誘導的な)ので、ここで平均的な記事をチェックする。実は、この中で、日経平均の動きを必ずチェックする。終了する午後3時まで、途中の動きもチェックする。これは経済や景気の動きを把握するための前提条件の一つである。名商大ビジネススクールで学んでいる時に、翌日の日経平均を予測するという宿題があった。決められた時刻までに予測して回答しておくのだ。これを連日おこなった。成績直結だから、ゲーム感覚を超えて真剣になる。実は、講義の中でも、金融派生商品の一つであるオプション取引のシミュレーションもおこなった。実は、実体経済は現金よりも金融派生商品というか非現金の取引で左右されている。世界で流通している現金よりも、こういった非現金の方が総額は多いのである。そして、これら非現金は投資の対象になっていて、世の中の変化に応じて上がり下がりする。リスクとは変動のことであり、最も分かりやすいのは気候だ。気候の変動で野菜などの価格が変動する。先物取引とは、このリスクを回避するための手段として日本で江戸時代に誕生した。大坂堂島米会所である。悪天候で米価が下がると困る。それで、悪天候時のことを考えた先物(買う権利とか売る権利)を取引しておく。リスク分散である。実際悪天候になった場合は、この先物を利用して金銭的被害を減らす。そうすることで、米価の下落をいくらか抑制する。生産(販売)者も消費者もどちらにもメリットがある。これに目をつけたのが、幕末から日本にやってきた外国人である。彼らは結局、儲けるための手段として、この先物取引を拡大した。実体のない金融派生商品で大損する奴が出てくるので、実体経済が動いたりするのだ。この仕組みを数学的に評価する方法の基礎を確立したのも日本人だ。確率編微分方程式で、第1回ガウス賞となった伊藤清先生である。元数学者の教授が授業でその式の誘導をして見せてくれた。式の変形の過程で2次、3次以下の項を省略しているという説明がなかったので指摘したら、まさか数学の分かる奴が受講生の中にいるとは思わなかったみたいで「小さいから省略したの!」と言い返された。私は専攻は機械工学だが、黒板に出てきた式は、波動方程式と似ていたのである。その教授とは親しくなった。たとえば日経平均も金融派生商品として取引されている。上がるか下がるか予測して投資するのだ。ビジネススクールでおこなったのは、この日経平均の取引に近い。予測の基本を教えてもらった。世界経済はアメリカから動いている。アメリカの株式市況の動きが日本を代表するアジアの市況に影響する。次はヨーロッパである。時差があるから、その時間で予測ができる。あと、アメリカの公定歩合の動きをチェックする。それらのデータの背景をチェックする。こうして日経平均を予測するのだ。毎日、受講生の予測値のランキングが発表された。オプション取引のシミュレーションでは、最終的な獲得金額でランキングが決まる。どちらも1位になったことがある。成績は上位1割ほどに与えられるAがもらえた。打からと言って、そういった取引に手を出したことはない。そもそも元手がない。教授は、最低2000万円捨てる金があればやってもいいが、そうでない奴は最終的に退場することになるから、やめておけ、と言われた。それだけではない。こういった取引でどう動くかは確率編微分方程式で計算される。それをリアルタイムでコンピュータがやっているのだ。市場が動くとすぐ計算結果が出て、どのように投資すればよいか答えが出る。さらに実際の投資も実行する。1秒もかからない。人間が予測して投資したときには、既に市場は動いているというわけだ。そんなこんながあって、私はYahooの日経平均をチェックしているが、時々刻々の結果を見て、それが実体経済に影響が起きそうかどうか見ているだけである。ルーチンだからと言って、それを見ての感想など書いている場合ではない。
今日こそ執筆を進めなければ、という強い意志の下、執筆マシンに向かった。本当に久しぶりに再スタートを切ることができた。
10月23日(火)「原油も先物・・・の風さん」
昨夜から天気が悪くなった。今日は曇りときどき雨らしい。
ルーチンをさっとこなして、やっと始まった執筆の続きに取り掛かった(早くやればいいのに)。
また、昨日みたいな昔話でも書こうかな。
50代に突入したころ、故大野先生と仕事で知り合った。ちょうどMOT(技術経営)がブームになっていたころで、関心のある私は、先生から色々な示唆を受けた。その後、「ドクターをとりませんか」というお誘いを受け、私の社会科学への目が開かれていった。先生は恩師の一人である。
昨今、サウジアラビアが注目を浴びている。例の殺人事件がきっかけだ。開放を進めている皇太子に好印象をもっていたが、今回の疑惑で国家とともにその地位は下落するだろう。そんなサウジアラビアだが、日本は東日本大震災後、原油価格で恩恵を受けた。
前置き。学生のころから「石油はやがて枯渇する」といった情報を刷り込まれてきた。しかし何歳になっても「あと数年でなくなる」といった事態は起きていない。国際石油資本BP社のWebsite(英語)を見れば分かる。世界の文明は発達し続けているので、原油の使用量は年々増加している。一方、原油の埋蔵量というのがあって、実は毎年調査結果が発表されている。これが驚くべきことに年々増加している。そして、埋蔵量を使用量で割ると、あと何年もつかという計算になるのだが、この値が、時代が移っても、ほとんど変わらないのである。こうなると、あと何年という言い方が狼少年になってしまうことは自明の理だろう。では、なぜ埋蔵量が年々増加しているかだが、油田の新たな発見だけではないのだ。あと大きな理由がある。1つは、シェール革命で周知のように、発掘技術の進歩によって、埋蔵量にカウントできなかった原油(あるいは天然ガス)があること。もう1つは、精製技術の進歩である。ガソリンなどは、そのまま埋蔵されているわけではない。ガソリンなどは原油の純米大吟醸みたいなものだ(笑)。冗談はともかく、不純成分が多過ぎて使い物にならない原油でも、見事に精製する(ビジネスとして採算がとれるという意味だ)ことが可能になることで、埋蔵量は増えるのである。
以上のような背景から、簡単には枯渇しない原油は、昨日の日記に書いた金融派生商品と同じで、先物の一つとして扱われる。世界の政治や景気、気候いろいろなものの影響を受けて上下するやっかいな代物になった。
東日本大震災で原発事故が発生し、次々に原発が停止させられる事態になった。日本の電気は火力に頼らざるを得ない状態となった。必要なのは原油と天然ガスである。他人の不幸を見て荒稼ぎしようとする悪者なら、原油価格を吊り上げるはずである。ところが、当時の原油価格はきわめて低かった。理由は三つつあった。シェール革命によって利用でいる原油が増加したこと。二つ目は、中国の経済成長の減速。経済の基本原理は需要と供給で決まるというアレだ。こういう場合、中近東では原油価格の下落を防ぐため、産油量の制限をしてバランスをとる。そのためにあるのがOPECだ。議長国のサウジアラビアは、このとき産油調整をしなかった。なぜなら、以前、同じ状況だったときサウジアラビアは先頭に立って調整をした。その結果、価格の下落は防げたが、OPECの中で、最もシェアを失ったという苦い経験があったのである。商売でいったん失ったシェアを取り戻すのは容易なことではない。これが三つ目の理由で、世界の原油のだぶつき状態は緩和されなかったため、1バレル30ドル(WTI先物価格)を切るところまで下落していたのである。現在は倍以上の60〜70ドルで推移している。
火力発電をフル活動させるために原油や天然ガスを大量に輸入することになり、日本の貿易赤字はけたたましく増加した(2014年は10兆円の赤字)。しかし、それは現在の原油価格の半分の状態での話だ。もし、当時の価格が現在と同じだったらどうだろう? 赤字の原因は石油の輸入増加がメインだから、赤字額も倍になっていたろう。その後、原油価格が低い状態は昨年まで続いた。その恩恵の下で、日本は徐々に震災から経済復興してきたのだ(今日は書かないが、日本の金融緩和政策の効果と日本人の消費精神構造という面白い話もある)。長い話になったが、サウジアラビアがあの時すぐ産油制限をしなかったことは、日本にとって大いに助かったのである。
10月24日(水)「老化と筋トレ・・・の風さん」
徐々に天気が回復している。どうやら老人にとって天気は重要らしい。そうなるまで知らなかった。
そういうことはたくさんある。また昔話か(笑)。それほどタフでもない私が、会社で働き出したら、今や死語だが、モーレツサラリーマンとなった。朝から夜遅くまで……はもちろんのこと、休憩時間も働いていた。それができたのだ。会議を開催している時に、最前列の部長クラスが居眠りをしていることがあった。立腹した私は、ホワイトボードに「会議中は寝ないこと!」と書いて爆笑を買い、すぐに消した。部長クラスは寝ていたのではなかった。自分が年寄りになった時、会議中ずっと目を開けていられなくなった。人は目から老化する。目が疲れるのである。それで、目を休めるため、最初はこめかみをつまんだりするのだが、やがて短時間目をつぶるしかないことに気付く……。
今朝はいつもより1時間早起きし、ワイフを駅まで送ってから仕事を始めた。
執筆を再開した頃にはお昼になってしまった。朝食は摂ったが、昼食は抜きにして筋トレに出かけた。
今年前半はへろへろ状態だったが、最近になって筋トレを復活させた効果だろう、少しずつ体力が戻ってきた。
1時間半後に帰宅しても昼食はやめて、ダイエットを優先させ、お菓子程度にした(相殺か?)。ワイフのゆうぱっくの不在連絡票が入っていたので、電話で明日に自動変更した。まもなく、郵便屋さんが来た。別件だった。不在連絡票の話をしたら、電話してくれて、今日中に配達してもらえることになった。人間の柔軟性だ。
夕方になってワイフが帰宅し、ホットタイムになった。
就寝前は連載小説のための準備を1時間ほどした。
いつもより1時間早起きし、途中筋トレに行ったにもかかわらず、昼寝することもなく、ゴールまで走れたのは良かった。やはり筋トレは重要だ。
10月25日(木)「怒りのエネルギー・・・の風さん」
朝から花粉症が出ている(気がする)。いつも調子は良くないが、今日はさらに悪化しそうな気がしたので、最も弱い対策をした。抗アレルギー薬の服用だ。いきなり強い薬を飲むと身体がだるくなって仕事にならない。
さっとルーチンをこなし、執筆態勢に入った。今日も、とにかく前進あるのみ。
ところで今日は、日経平均がずいぶんと下落している。ニューヨークのダウ平均が暴落し、経済が連動している関係上、こういうことが起きる。デイリー(Daily)でこれだが、もっと長い目で見たとき、連動しなかった時がある。リーマンショックの後だ。アメリカは金融緩和で急激に復活した。迷惑を受けた日本は金融緩和が遅れた(安倍政権になるまで)。それだけでなく、あまりにも不景気感が長く続いたため、いくら市場に現金を投入しても、企業は内部留保に、個人は箪笥預金にしてしまう。これでは景気は回復しない。そういう状況が今でも続いている。企業も個人ももっとお金を使うべき(年金生活者の私でさえ、身分不相応の金使いの荒さだ)。
民間のシンクタンクが労働力不足を予測した。2030年に644万人不足するそうだ。こういう予測は、さまざまな組織がやらねばならない。特に行政府。問題を顕在化させて、色々な対策案を出して比較する。企業では当然やっていることだが、行政の中では弱い、下手。マスコミは最悪で、算数すらしない。形容詞と定性的なことであおるだけ。日本のGDPは低成長だが、減少させるべきと思っている人はほとんどいないだろう。ところが、稼ぎ手の数は確実に減っていく。そうなれば、一人当たりの稼ぎが増えて行かない限り、GDPは維持できない。労働力不足とはそのことを言っているのだ。算数をすれば、女性と老人に働いてもらうとか、外国人労働者を増やすとかロボットやAIに働いてもらうとか、色々な案が出てくる。どの案にしても克服すべき課題がある。それらをどうするか、国民全体で考えなければならない。品行方正な政治家を選んで、彼らに考えさせるという、きれいごとの民主主義でいいとは思えない。トランプが登場してきた背景にも、日本とよく似た事情(少子高齢化ではなく、あの国はもうじき白人がマイノリティーになってしまう)があるのだ。やな奴だが、アメリカ人の多くが彼を選んだ。
例によって怒りのエネルギーも使いながら必死に仕事を続けていたが、高速ランチで卵かけご飯(朝食はホットミルクのみ)を食べたら、眠くなってきた。昨日の筋トレの疲れが、今ごろ出てきたのだろうか。抗アレルギー薬は副作用が弱いはずだが。
こういうときはしばらく身体を休めればよい、とベッドに横になったら、あまりにも気持ち良くなり(青空で風もなく、適度な日射)、2時間昼寝してしまった(笑)。
確かに体力は復活したが、早ホットタイムの時刻が迫っていた。
晩ご飯まで執筆を続けた。その晩ご飯の終わりごろ、「明日はちょっと早い」とワイフからひと言。
いつもより1時間早く就寝することにした。ますます日が短くなっているのだ。もっと起きる時刻を早めなければ。しかし、昼寝してしまった今夜は大丈夫だろうか。怒りのエネルギーが残っていると眠れない(自己矛盾)。
10月26日(金)「朝型へシフト?・・・の風さん」
いつもより30分早起き。楽勝でワイフを駅まで送れた。今朝もホットミルクだけの朝食だが、昼まで頑張ってみよう。
ルーチンをちゃちゃっと完了(以前よりContentsを減らしているからね)。
執筆再開。ごく日常的というか、あり得るシーンを書いている。先に進みたい気持ちが強過ぎて、雑になっている。これが実は気に食わない。完璧主義なのだろうか。とりあえず書いておいて、あとで見直せばよいのだが、自己嫌悪に陥っていく。こうして執筆は遅れに遅れてきたのだ。個性と言ってしまえばそれまでだろうが、ビジネスはスピードが大事。これまで失った執筆の仕事がある。本当だ。時間も人生も限られているのに。
自己嫌悪から逃れるため、卵かけご飯の高速ランチの後、外へ出た。ワイフが散らかした使用済みの植木鉢を水道場で洗って、裏の土地に干した。明日にかけて雨が降るが、その後は晴れるから、このままだ。あと、物置の中からガーデン用品を少し、小物置へ移動させた。もう少し移動させる予定。こうして作ったスペースに、長女の部屋にある自分の物を移動させる。長女の結婚は12月なので、それまでに長女の部屋から私の物はすべて出す覚悟だ。
体がいくらか動くようになったので、ドラッグストアへ買い物に行った。何でも買い置きがある私には珍しいことだが、トイレの洗浄剤と単四電池がなくなった。すべて割引チケットで購入した。キャメロンのメンテナンスというか修理(自分でやる)が必要なのだが、来週末のロードには間に合わないな。
帰宅して執筆再開。
今日は、ワイフの帰宅は遅くなる予定だったが、2時間近く早まったので、急きょもぐもぐタイムが発生した。
そのまま夕食の時間になったので、執筆は中断することにした。
就寝前に、来週持って行くお土産のCD作成に取り組んだ。今夜はデータのコピーまで。明日、レーベルの印刷をする。
就寝はいつもより1時間早い。
10月27日(土)「早起きは三文の?・・・の風さん」
6時過ぎに目が覚めた。カーテンを開けると、お日様が昇りかけていて、もう間違いなく朝だ。そうか、日の短い今頃でも、6時には十分朝だと認識して起きられる。ということは、日の長い季節は、5時でもいいだろう。
子供の頃から寝坊だったし、受験時代になると、夜が遅くなった。社会人になってからは、朝も昼もなく動き回っていた。
早起きは得意ではないが、老人でなくとも、朝型にシフトするべきか……。
いつもより早起きしたので、ルーチンの前に、昨夜の続きを最初にした。プレゼント用のCDのレーベル印刷だ。CD本体への印刷は、時間さえあれば楽しいのでよくやる。楽しいのはデザインである。オリジナルができる楽しさ。根っからの想像と創造好きなのだろう。ビジネス的に言うなら、モノづくりが好き。カッコつけるなら、アーチスト。
5個完成し、CDケースにも入れた。自己満足。1個は自分用に保存した。
その後、ルーチン雑務。午前中は天気が不安定で、雨も降った。もっとも天気予報通り。
今朝も朝はホットミルクだけで、昼にトーストを食べた。小食にしたのに、眠くなった。早起きは三文の得のはずだが、まだ体がついていけない。また2時間近く昼寝。今日は町の文化祭を見に行く予定だったが、中止。得した三文はマイナスへ(笑)。
執筆再開。何とか進んでいる。土壇場にならないとできないのか。情けない。
就寝前は、来週の講演のスライドの準備の続き。前回集めた大量のスライドを間引きする作業。聴講してくれる人を想定して構成した。1時間で終えるつもりが、2時間近くかかってしまった。次回は、テーマというか、メッセージ性の注入にする。
10月28日(日)「年金生活者の日曜日・・・の風さん」
昨日までの影響か、また早く目が覚めた。この調子で朝型に移行できるだろうか。
カーテンを開けると、好い天気。気分も乗ってきた。
ホットミルクだけの朝食後、ルーチンをちゃちゃっと処理。
階下へ直行し、先ずは風呂掃除(笑)。来週末はロードに出かけるので、今週末はしっかり掃除しておこう。だいぶ慣れてきたな。
続いて屋外へ。かねて考えていた住宅周囲(敷地内)の除草剤散布。雑草の伸びがきわめて鈍くなってきたので、良いタイミングになる。これで、1週間後には枯れ始めるだろう、スギナ以外は。家の外壁のすき間にゴキがはさまっていた。ゴキジェットを持って来て噴射してやった。動かないので、死んでいるのかもしれない。あるいは冬眠中か。明日にでもチェックしてみよう。
次は、町の体育館へ。昨日から町の文化祭が開催されている。ワイフのトール教室の生徒さんの作品を見なければならない。混雑が少し気になっていたが、大丈夫だった。様々なことがおこなわれる文化祭だが、おそらく芸能祭が一番人気で、他は低下傾向にある。なぜなら少子高齢化が着実に進んでいるからだ。少子によって子供の参加が減少、高齢化によって元気さが低下だからだ。行政は努力していると主張しているが、私から見れば不足。なぜなら、傾向に歯止めがかかっていないから。他の自治体を調査・分析や、客観的な意見を言ってくれる有識者のアドバイスなどが特に必要だと思う。最も困難なのは、地元の適度な危機感(現実認識)を醸成することだろう。
帰宅し、昼食にお稲荷さんを食べた。
ここでダウンしてしまうとすべてがパァーなので、恐る恐る執筆再開。天気が好いのが一番の元気の素か。進んだ。
今夜の就寝前の仕上げは、来週末の講演の事務的な準備と重要メール発信だった。1時間で終えるつもりが1時間半もかかってしまった。
10月29日(月)「十二指腸潰瘍は消滅・・・の風さん」
執筆ピンチでも日常は止まらない。こなしていかないと机の周辺と一緒で残務の山となる(笑)。
起床時刻が戻ってしまった。就寝が遅けりゃ仕方ない。早起きのためには先ず早寝だ。しかし、できるか、続けられるか、だよね。
急いでルーチンをこなしてからキャメロンで出発。今日は、先日の上部内視鏡検査の結果を聞く日だ。
病院まではけっこうな距離がある。色々なルートを熟知しているが、最短時間で行けるルートはナビでは表示されない。ナビで推奨される一番のルートにはへぼ路線が含まれている。比較的新しくできた直線が続く道路なのだが、信号が多く、しかもその点灯のタイミングがおバカで、停止を繰り返す。そこで、地元ならではの、熟知ルートで走るわけだが、1時間半弱かかった。
主治医の診察というか結果通知は短時間で終わった。食道から胃、十二指腸と全く問題なし。昨年、人生初めてかかった十二指腸潰瘍も消滅していた。来月の人間ドックでバリウム検査をパスしたことは正解だった(その分割引はなかったが)。
今朝はちゃんとトーストを食べてきたので、ランチを外食する必要もなく、まっすぐ帰宅することにした。ただし、途中にあるJPで送金処理を2件おこなった。効率も良かった。
帰宅してからも、それほどの疲労感がなかったので、執筆を再開することができた。
今夜の就寝前の仕事は、金曜日の講演スライドにメッセージ性を注入する作業だった。すぐできるかと思ったが、1時間以上かかってしまった。また、就寝が遅くなった。明日の早起きは期待できない。
10月30日(火)「土壇場のあがき・・・の風さん」
今朝もふだん通りの起床。つまり寝坊。だめだこりゃ。
ルーチン雑務をさっとこなした時点で、もう11時近い。
そこからワイフのアクアを満タン給油するため外出。昨日発見した某スタンドが目標。1か月前に東京で給油したときもらえた割引券が使えるか楽しみだったが、だめだった。ガソリンのブランドは同じでも会社が違うから使えないという。残念だったが、いつもより低価格で給油できたのでOK。
さらにそこから大型家電量販店へ。せっかく近くまで来たので、回れ右ではもったいないから。ちゃっかりクーポン券も使って買い物をした。
さらにさらに帰り道を迂回して、愛用しているインスタントコーヒーを買って帰った。そこでしか買えないんだもん。
帰宅し、トーストでランチ。
やっと今日の執筆を開始できた。土壇場に来ているので、無我夢中で進めた。晩ご飯までにひと区切りできた。
就寝前は、『数学文化』の連載短編の構想を考えるため、ネット検索。また就寝時刻が遅くなった。
入浴と読書を終えた時点で午前2時。やれやれ。
10月31日(水)「早くも悪寒戦慄・・・の風さん」
昨夜風呂で十分温まってから寝たのがいけなかったのか、夜中に寒さで目が覚めた。そして、持病ともいうべき悪寒戦慄を発症した。こうなると、ぶるぶる震えが止まらなくなって、もう死ぬんじゃないかと思う。僕なんかは冬山は絶対に無理だな。あっという間に低体温症であの世行きだろう。あるいは心臓発作だ。遺伝かな。父は寒い朝、心不全で死んだ。母も亡くなる2年近い前に心筋梗塞で救急搬送された。心臓病で死ぬなんて西洋人みたいだ。欧米人と書かなかったのは、そう書くと、心臓病より大腸がんの方がふさわしいイメージがある。
とにかく、死に損なって普段通りに起床した。やれやれ。
朝食はホットミルクだけにして、先ずはルーチン雑務と思ったところで、大トラブル発生。心臓ではない。最近のルーチンからは外していたのだが、ちょっと気になったのでiCloudに接続しようとしたら、iCloudの画面が出ない。Websiteが開かないのだ。こうなると、ルーチンでなくても気になる。あれこれやっているうちにハマってしまった。
iCloudのWebsiteをセキュリティ上、許可のリストに入れてみたがダメ。インターネットエクスプローラーがおかしい、ということはWindowsがおかしいのだろうと考え、半月前にシステムの復元をしてみたがダメ。Windows用のiCloudを再インストールしてみたがダメ。firefoxのブラウザにしてみたら、IDは入るが、パスワード入力画面に移行しない。もうハマりにハマってしまった。最後は、firefoxでsafetymodeで立ち上げ直したら、できた。これって何? 接続速度の問題?
とりあえず、そこまでにして、ルーチン雑務を継続した……ところで、もうお昼だ(泣)。
ランチは昨夜のディナーの残りのパン。
それからキャメロンでまた出かけた。大型家電量販店で昨日やり残したことをやった。続いて、GSへ行き、満タン給油してから自動洗車。明後日のロードの準備である。帰りにJPで葉書を3通投函して帰宅。
帰宅してやっと執筆再開。今日は焦りに焦って執筆を続けたので、いくらか進んだ。
夕食後は、来月の中旬に予定しているキャリアデザイン講義のための準備で、出席できなかった事前会議の議事録を読んだ。
2018年11月はここ
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